白ニキビは、皮脂が毛穴につまった状態です。よく見ると小さな白い点がありますが、見逃してしまう場合もあります。皮膚の内側では、毛包が広がるとともにアクネ菌が増え始めます。

黒ニキビは、白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見える状態です。シミや小さなホクロのようにも見え、不潔な印象を与えるため、悩んでいる方も多いはずです。

赤ニキビは、コメドが悪化し炎症が起きた状態です。毛包では、増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。炎症を引き起こすさまざまな物質が、このときにつくられてしまいます。

黄ニキビは、赤ニキビの炎症がさらに激しくなった状態です。頂点に黄色い膿が見えるため、黄ニキビと呼ばれています。皮膚の内側ではアクネ菌が作った酵素のリパーゼが、薄くなった毛包の壁を壊し、炎症を起こす物質が毛包の外へ出てニキビの炎症がまわりに広がってしまいます。さらに、重症化すると、ニキビ跡ができてしまうおそれがあります。

アクジェンは効果的にニキビの治療を行えるRF（高周波）治療機です。平坦チップでお肌に格子状にRF(高周波)エネルギーを照射し、真皮を加熱（40-45℃）することで、アクネ菌にダメージを与え、皮脂を分泌する皮脂腺の働きを落ち着かせます。平坦チップには、フルチップとスモールチップがあり、スモールチップではきめ細やかな治療が可能です。

汗管腫とは、下まぶたによくみられる数ミリ程度の良性のできもので、肌色もしくはやや黄色がかっています。自然に治癒することは期待できず、年齢を重ねるごとに数が増えたり大きくなったりする方もいます。汗管腫の治療は針の先端部分に高周波を流し、真皮内の汗管腫の細胞が集まっている部分に熱エネルギーを与え、腫瘍を作っている細胞を少しずつ減らしていきます。3，4週間ごとに5回から10回の治療をしていただくと良いでしょう。完全に取り去ってしまうというよりも、腫瘍細胞を減らして平らにして目立たなくする治療です。麻酔を行ってから施術します。

毛穴に対しては、極細の針を開大している毛穴に刺入しＲＦ（高周波）を流し、軽い熱傷を毛穴に起こして、それが治る過程で毛穴が収縮することにより毛穴の開きを減らしていきます。また皮脂腺を破壊することで毛穴の黒ずみを目立たなくします。開いた目立つ毛穴には良い治療法と言えるでしょう。