「十分寝ているのに、目の下が暗く見える」「疲れているように見えると言われる」目の下のクマの悩みは、男性にとっても決して珍しいものではありません。
しかし、クマの原因は一種類ではなく、「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」「赤クマ」という異なるタイプが存在します。タイプを見極めずにケアを続けても効果が出にくい理由はここにあります。
ディズムクリニックでは、クマの種類と原因を医師が丁寧に診断したうえで、一人ひとりの状態に合ったアプローチを提案しています。
本記事では、クマのタイプ別の原因と、美容医療でできる改善アプローチについて詳しく解説します。
本記事の監修医師
D-ISMクリニック院長
薄井 庸孝
Nobutaka Usui
埼玉医科大学医学部卒業
埼玉医科大学総合医療センター放射線科入局
昭和大学病院放射線学教室入局
昭和大学横浜市北部病院放射線科入職
D-ISMクリニック入職
D-ISMクリニック院長就任
皮膚科
美容皮膚科
再生医療
放射線科
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本美容皮膚科学会
日本再生医療学会
放射線学会
目の下のクマの種類と原因
クマは大きく4つのタイプに分類されます。自分のクマがどのタイプに当てはまるかを把握することが、効果的な対策の第一歩です。
青クマ(血行不良タイプ)
目の周りの皮膚は非常に薄く、皮下の血管が透けて見えやすい部位です。
冷え・疲労・睡眠不足・長時間のデスクワークなどで血液の流れが滞ると、静脈血の色(青紫色)が皮膚から透けて「青クマ」として見えます。
目の下を引っ張ると色が薄まるのが青クマの特徴です。
比較的若い年代にも見られますが、生活習慣の改善だけでは根本的な解消が難しいケースもあります。
茶クマ(色素沈着タイプ)
目の下の皮膚にメラニン色素が沈着することで生じるクマです。
主な原因として、紫外線・摩擦(目をこする癖・洗顔時の強い刺激)・アトピーなどの炎症後色素沈着などが挙げられます。
目の下を引っ張っても色の変化がほとんどないのが特徴で、皮膚が茶色〜褐色に見えます。
色素沈着が深部に定着している場合はセルフケアで改善しにくく、医療的なアプローチが有効とされています。
黒クマ(たるみ・影タイプ)
加齢によって目の下の皮膚がたるんだり、脂肪(眼窩脂肪)が前方に押し出されたりすることで、影ができて暗く見えるタイプです。30〜40代以降の男性に多く見られます。
上を向くと目立ちにくくなるのが黒クマの特徴です。
たるみや脂肪の突出が原因のため、単純な美白ケアでは改善が見込めません。
ボリュームの補正や組織の再生を促すアプローチが検討されます。
赤クマ(眼輪筋透けタイプ)
目の下の皮膚の薄さによって、内側の赤い眼輪筋(まぶたを閉じる筋肉)が透けて見えるタイプです。
目を細めたり笑ったりすると赤みが目立ちやすくなります。
加齢で皮膚が薄くなるほど現れやすく、こちらも皮膚のボリューム改善が有効とされています。
男性のクマが改善しにくい理由

男性は女性と比べてコンシーラーなどで隠す習慣がないため、クマが目立ちやすい傾向があります。また、以下のような要因が男性のクマをより根深くしています。
- 目元のスキンケアを行っていない・または洗顔時に強くこする習慣がある
- 日焼け止めを塗らないことによる紫外線ダメージの蓄積
- 長時間のPC・スマートフォン使用による眼精疲労と血行不良
- 30代以降に進む皮膚の薄化とコラーゲン減少
さらに、クマのタイプを誤って認識したまま対策を続けると(例:茶クマと思っていたのが黒クマだった)、どれだけ努力しても変化が感じられないという状況になりがちです。
医師による正確な診断が重要な理由はここにあります。
クマに対する美容医療の考え方

美容医療では、クマのタイプに応じて次のようなアプローチを行います。
- 色素沈着(茶クマ):メラニンの分解・排出を促す治療
- 血行不良(青クマ):皮膚のボリューム補正や血行促進を促す治療
- たるみ・影(黒クマ):皮膚のハリ回復・コラーゲン再生を促す治療
- 皮膚の薄さ(赤クマ・黒クマ):皮下組織のボリュームアップを図る治療
当院では、診察によってクマのタイプを見極めたうえで、ジュベルック、レニスナ、スネコス注射、ヒアルロン酸注射、その他くすみを改善する治療などの肌育施術を組み合わせて提案する場合があります。
※治療内容は医師の診察により判断されます。
ジュベルックとは
ジュベルックは、ポリ乳酸(PDLLA)を含む製剤を皮膚に注入することで、コラーゲン産生を促進し、皮膚の厚みやハリを内側から改善する治療です。
目の下の皮膚が薄くなることで生じる黒クマ・赤クマに対して、皮膚そのものを育てるアプローチとして有効とされています。
即効性よりも、じっくりと皮膚の質を底上げしていくことを目的とした治療です。
コラーゲンが産生されるにつれて、目の下の明るさや立体感が自然に改善していくことが期待されます。
レニスナとは
レニスナは、ジュベルックと同じくポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた製剤で、「ジュベルックボリューム」とも呼ばれています。
ジュベルックよりもポリ乳酸の濃度が高く粒子が大きいため、皮膚のより深い層に注入し、コラーゲンの生成を促しながらボリュームを補うことを目的とした治療です。
ヒアルロン酸のように注入した薬剤そのものでかたちをつくるのではなく、自身のコラーゲンを育てて内側から立体感を取り戻していくため、自然な仕上がりを目指しやすい点が特徴です。
効果はゆっくりと現れ、製剤は1〜2年ほどかけて体内で分解・吸収されるため、持続期間が比較的長いとされています。
ジュベルックと組み合わせて用いられることもあり、相乗的な効果が見込まれます。
スネコス注射とは
スネコス注射は、低分子ヒアルロン酸とアミノ酸を組み合わせた製剤を皮膚の浅い層に注入する治療です。
皮膚の保水力を高め、コラーゲン・エラスチンの産生を促進することで、肌のハリと透明感を取り戻すことを目的としています。
目の下のクマに対しては、皮膚の保湿力と弾力の向上によって、クマの目立ちを和らげる効果が期待されます。
ヒアルロン酸注射と異なり、形を変えるというよりも皮膚の質そのものを改善するアプローチです。自然な仕上がりを希望する方に選ばれやすい治療です。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射は、目の下のくぼみ(ゴルゴ線・涙袋下のくぼみ)にヒアルロン酸製剤を注入することで、ボリュームを補い、影によるクマ(黒クマ)を改善する治療です。
加齢とともに目の下の脂肪や組織が減少し、皮膚がたるんでくぼみが生じることで影が強くなります。
このくぼみをヒアルロン酸で埋めることで、立体感のある自然な目もとに整えることが期待できます。
施術時間が短く、即効性があるため、結果を早く実感したい方にも選ばれやすい治療です。
ディズムクリニックのクマ治療の特徴
クマの改善で最も重要なのは、自分のクマのタイプを正しく把握することです。
ディズムクリニックでは、医師が丁寧にクマの種類と原因を見極め、適切な治療を個別に提案します。
特に手術まではしたくないという方に、おすすめの治療が豊富にあります。
- 完全予約制・プライバシーに配慮した院内環境
- クマのタイプ診断から治療プランまで医師が一貫して対応
- 肌育施術を組み合わせた、自然な仕上がりを重視したアプローチ
一度の治療で劇的に変わるものではなく、継続的なアプローチの中で徐々に改善を実感できます。当院では、無理のない治療ペースで長期的な肌育てをサポートします。
クマの悩みは、タイプの把握から始めましょう
男性の目の下のクマがなかなか消えない理由と美容医療のアプローチ
「何年もクマをケアしているのに変わらない」という方の多くは、クマのタイプに合わない対策を続けているケースが少なくありません。
まず医師に相談し、自分のクマの原因を正確に把握することが改善への近道です。
ディズムクリニックは、男性が目元の悩みも含め、自然体で相談できるメンズ専門クリニックです。気になる方は、まずカウンセリングからお気軽にご予約ください。